練習船
Training ship
練習船は日本近海から遠洋にいたるまで各海域での実習教育・調査研究を分担しています。実習教育は、航海学、運用学、海洋観測及び各種漁業について行っています。
練習船の役割は主として海上における関係教科目の実習教育にありますが、内外の寄港地での水産、港湾関係機関や施設の見学調査も行っています。調査研究海域は東京湾・相模湾などの沿岸海域から黒潮域、さらには赤道海域・南極海にまで及んでいます。
海鷹丸(うみたかまる)
-
- 総トン数:1886t
- 全長:93m
- 航海速力:17.4ノット
太平洋、インド洋、南氷洋等で乗船実習教育・調査研究を実施するとともに水産専攻科学生には遠洋航海をとおして高度な海技教育を行います。
神鷹丸(しんようまる)
-
- 総トン数:986t
- 全長:64.55m
- 航海速力:13.56ノット
日本周辺から太平洋赤道海域までを航海し、水産・海洋に関する実習、海技教育などに取り組み、高度な海上技術者を養成しています。海中はもちろんのこと海底下までも調査できる最新鋭の観測装置を搭載しています。
汐路丸(しおじまる)
-
- 総トン数:775t
- 全長:60.73m
- 航海速力:12ノット
東京湾を起点に近海を航行し、船舶職員の要請、海洋開発人材育成、船舶運航技術の教育・研究、海洋環境観測・教育など、東京海洋大学の3学部すべての教育、研究に対応できる最新の練習船です。
ひよどり
-
- 総トン数:19t
- 全長:16.55m
- 航海速力:10.5ノット
実習艇として水産総合実習や漁業実習などに使用されています。また、東京湾内の調査・研究にも利用されています。