食品生産科学科で習得する食に関する知識や技術は、実社会のどんな分野でどう生かされているのでしょうか。
また、これから取り組んでいく研究を、どのような形で世の中の役に立てていくことができるのでしょうか。
本学科では、今の意欲を将来の具体的な目標につなげる重要なターニングポイントとして、各種研修に力を入れています。
日本国内、さらには海外で、食をめぐる社会の最新状況を実感することができるよう、綿密なプログラムを組んでいます。
それぞれの研修体験を通し、より明確なキャリアプランニングが可能になります。
Training
研修■食品企業研究
学んだ知識を本物の実力に変えていくには、実際の経験が不可欠です。
2年次、3年次の食品企業研修は、食品業界の現場の空気を肌で感じることができる絶好の機会です。
●食品生産システム調査
2年生を対象に、北海道・東北・東海・関西のいずれかの地域で4~5日間の調査旅行を行います。
訪問先の食品企業では、見学や専門家との情報交換などを体験します。
食ビジネスの現場にふれ、経営に必要とされる国際的な視野、企業運営の内容と経済など、多角的な企業活動の実際を学びます。
●インターンシップ(食品科学実務実習)
2年生、3年生を対象にした研修です。夏休み中の約2週間を利用し、実際に食品企業で働いてもらいます。
卒業後の進路を具体的に考えるきっかけとして、インターンシップは貴重な体験になるはずです。
研修■ヘルスフード科学海外研修
米国のヘルスフード市場や関連企業を訪ね、「食と健康」に関する研究・開発の調査を行います。
なお、この研修は全学年を対象として実施しています。
【主な研修内容】
- 1)世界最大のヘルスフード関連展示会NPEX(Natural Products Expo)の見学
- 2)ヘルスフード市場調査
- 3)ヘルスフード関連企業の工場見学
- 4)ヘルスフードに関するセミナー見学
NPEX West(米・アナハイム展示場)
英語力を活かして会場内で来場者に取材
調査・取材終了後のミーティング