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  海鷹丸 第36次航海        東京海洋大学  海洋科学部

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2月3日 「明日はシドニーからお届け」
ペンギンさん そこのけ そこのけ 海鷹丸が通る!
〜東京海洋大学 南極海観測日誌〜

 節分ですなあ。明日の朝,ホバート空港をQF1020便で発ち,シドニー経由で東京へ帰ります。到着は5日,44日ぶりの帰国です。この「ペンギンさん…」も今日の日誌を入れて,あと3回で終了です。今日が43回目なのですねえ。今日は,ホバートのCSIROという研究所からふたり海鷹丸の見学に来ました。CSIROで新しい調査船を作るので,海鷹丸の観測設備を参考にしたいということでした。お役に立てれば幸いです。大きさは海鷹丸(海鷹丸は93.0 m)よりちょっと大きい93.9 mだそうです。ちなみにいまCSIROで活躍しているSouthern Surveyorは40歳だそうです。すごいですねえ。

 ホバートにはオーストラリア南極局(Australian Antarctic Division,AAD)という研究所があります。オーストラリアは南大洋を隔てたすぐ向こう側に南極があることから,日本よりもずっとずっと南極に対する関心や親しみが強いといえます。ホバートはとくにその傾向が強く,地元新聞には,南極でコウテイペンギンのひなの孵化が始まったというニュースが出たり,オーストラリアの観測基地の天気が掲載されたりします。AADはオーストラリアの南極研究の中心的な役をもっており,世界の南極研究をリードしている研究所のひとつです。また,ホバートは,オーストラリアやフランスの南極観測船(Aurora Austalis とL’Astrolabe)の基地にもなっています。初めて南極点に到達したアムンセンが,最初に帰ってきたのはこのホバートでした。アムンセンが泊ったホテルは今でも街の中心街にあります(写真)。他にもCSIROやタスマニア大学もあり,ここにも南極の研究をしている研究者・学生が大勢います。当然この街に,しばしば訪れたり,住んでいたりする日本人研究者も多くいます。ここは南極研究の聖地なのです。どうでしょう。この際,海鷹丸もホバートをもう一つの母港としてみては。
2012年2月3日(金)

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