神鷹丸 第12次航海        

東京海洋大学  海洋生命科学部・海洋資源環境


03月13日(金)
03月12日(木)
03月07日(土)
03月06日(金)
03月05日(木)
03月04日(水)
03月03日(火)
03月02日(月)
03月01日(日)
02月29日(土)
02月28日(金)
02月27日(木)
02月26日(水)
02月25日(火)
02月24日(月)
02月23日(日)
02月22日(土)
02月15日(土)
02月14日(金)
02月13日(木)
02月12日(水)
02月11日(火)
02月10日(月)
02月09日(日)
02月08日(土)
02月04日(火)
02月03日(月)
02月02日(日)
02月01日(土)
01月31日(金)


[最新の10件]


神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月28日(金曜日)中西部太平洋 マグロはえ縄実習4回目
2月27日も12時30分から18時30分まで揚縄を実施し、釣果はカマスサワラ・カツオ各1本とビンナガマグロ2本でした。
連日、大量のミズウオとエイがデッキに上がっています。
エイは毒のある尻尾を切り取ってから、ヨシキリザメは必要部位での資料保存をしています。
波高2mのうねりによって本船はピッチング(縦揺れ)を繰り返し、おもて(船首)から波をあげての操業でしたが、全体的に手順が浸透し支障なく作業が実施できました。

2月28日は漁場を北に移動して4時からニューストンネット(今回”レプトケファルス”がたくさん入りました)を行ったあと、投縄(55鉢・660本の針)を4時40分から6時40分まで行い、延縄漁具を設置しました。
投縄後、水深1000mまでCTD観測及び採水を行った結果、昨日までより約1℃低い水温表層19.5℃、混合層の深さは190mでした。

午後から揚縄を行います。
天気は良いのですが、昨日のうねりが残っており、船は大きなローリング(横揺れ)を繰り返しています。

昨日も幹縄が大絡みしましたが、学生達は手際よく対応して最短で対応できました。
北上して北風が吹いているためか気温は6℃近く低く13℃となり、寒さを感じます。
那覇を出てから久々に学生たちには防寒して作業に出ています。

明日もマグロはえ縄実習及び漁場環境調査を行う予定です。

正午位置 
30-10.65N 134-06.17E 
船速:2.0ノット 針路:355度 天候:晴れ
気温 13.8℃、水温19.8℃ 気圧1024.3hPa
風向:北東、風速:5.0m/s、有義波高:2.5m
2020年2月28日(金)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月27日(木曜日)中西部太平洋
2月26日は、12時30分から18時30分まで揚縄を実施し、深度計の結果からも計画した水深に餌を設定できましたが、釣果はビンナガマグロ2本でした。

2月27日も、4時からニューストンネットを行い、5時30分から7時30分まで雨のぱらつく中、投縄(55鉢)で660本の針を設置しました。
投縄後はCTD観測を水深500mまで行い、水温・塩分での躍層の深さは130mでした。

午後から揚縄をおこないますが、北寄りの風が強く・うねりも大きくなってきたため、揚げるのにかなり時間がかかるかもしれません。
十分注意して操業実習を行いたいと思います。

学生達は、延縄操業の手順を理解し、漁具構成に合わせた対応ができつつあります。
マグロの漁獲は少ないですが、細かな注意事項を遵守して、縄の絡みなど針に気を付けるときなど声を掛け合ってチーム作業ができています。

昨日は、ヨシキリザメやミズウオ・カラスエイなど調査用の生物サンプルをデッキに揚げ、生殖腺・胃の内容物など規定の調査を行いました。

明日の漁場を移動し、マグロはえ縄実習及び漁場環境調査を行う予定です。

正午位置 
29-05.34N 134-07.67E 
船速:2.0ノット 針路:355度 天候:晴れ
気温 18.7℃、水温20.6℃ 気圧1020.4hPa
風向:北北西、風速:11.0m/s、有義波高:2.5m
2020年2月27日(木)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月26日(水曜日)中西部太平洋
2月25日漁場を北東に移動し、中立ブイを調整し、枝縄660本を改良しました。
移動中はXBTによる海洋観測を行いました。

2月26日は、4時からニューストンネットを実施し、延縄実習(投縄)として4時35分から6時49分まで、東西に14マイルの長さで、55鉢660本の餌付き枝縄を投入しました。
CTD観測では、温度・塩分の躍層が、一昨日の水深100mから170mに混合層の幅が大きくなっています。
漁獲への影響はわかりませんが、ネット観測では体長8cm程度のハダカイワシが採取できました。
この海域での表層ネットでは初顔です。

本日天候は晴れていますが、西寄りの風がやや強いためか、気温は21℃ですが体感的には暑さを感じません。
近くには漁船は全くいなくなり、他漁船の縄の絡みなどの心配はなくなりましたが、逆に魚がいるのか不安です。
昼から揚縄を行います。

前回の縄の絡みや、餌深度が以上に深かった(餌深度測定結果:90m〜200m)ことなどの改善点をみんなで考え、絡みが少なくなるよう枝縄を改良し、投縄時の船速も調整して、短縮率(延縄全体の実際の長さ/縄の長さ)を0.8程度になるようにして、計算上枝縄餌の設置水深が90m程度になるようにしています。

明日の天候にもよりますが、漁場を少し移動して、マグロはえ縄実習及び漁場環境調査を行う予定です。

正午位置 
30-11.23N 133-32.63E 
船速:2.0ノット 針路:270度 天候:晴れ
気温 20.4℃、水温20.3℃ 気圧1014.9hPa
風向:西北西、風速:9.0m/s、有義波高:1.5m
2020年2月26日(水)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月25日(火曜日)中西部太平洋
2月24日12時35分から浮延縄の揚縄を開始しました。

テグスの枝縄はコイルが難しかったのか、ほとんどの枝縄が絡んでおり、縄を順調に回収することができず、通常17時ごろの終了時間が、20時過ぎまで約8時間の長期の作業時間となってため、25日は操業を延期して不足となった漁具改良(枝縄や中立ブイ)作業の時間としました。

なお釣果はビンチョウが数本とメバチが1本あり、学生達は、マグロ類の生物測定(体調や体重・生殖腺・胃の内容物)から凍結前の処理(血抜き・〆)の方法や急速冷凍の手順などを実際に体験しました。

日没以降の作業となり、魚はかかりましたが灯火だけでは浮子(アバ)を見ることができず、ジグザグに入っている縄の方向を予測しながら縄を上げていくしかありませんでした。

枝縄の絡みの問題や、中立ブイを水中重量から算出して取り付け幹縄が深く沈まない計算でしたが、実際の深度計では、計算値より50m以上深く縄が沈むことがわかり、明日以降の改善点が出てきました。

2月25日は、絡んで使用できなくなった枝縄700本の改良作業を行うため、操業は一日順延としました。

本日も高気圧に覆われた穏やかな海況となっています。風は南寄りで気温も高く、改良作業は順調です。

この季節は三寒四温で天候が一週間以内で大きく変化することが多く、いつまで良い天気が続くか祈るばかりです。

現在の漁場は、近隣のマグロはえ縄漁船の操業が実施されていますが、他県の近海マグロ漁船(AISのある漁船)の漁場は、暖冬の影響か亜熱帯モード水形成状態のためなのか、まだ日本の南東海域から本州南岸には移動していないとの情報でした。

明日2回目の操業も北東に70マイル移動して黒潮の南側の許可漁場で行う予定です。

正午位置 
29-56.99N 132-49.97E 
船速:9.8ノット 針路:965度 天候:晴れ
気温 20.2℃、水温20.6℃ 気圧1020.6hPa
風向:南西、風速:6.7m/s、有義波高:1.5m
2020年2月25日(火)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月24日(月曜日)西部太平洋 
2月23日天文航法、漂流物観測(目視・ニューストンネット)を行い、漁場に移動しました。

2月24日4時30分からニューストンネット観測を行い、3隻の漁船の進路を避けて、5時40分から7時45分まで海鳥の混獲防止ラインを設置後、マグロ延縄の投縄作業を行いました。

660本の針にイワシを付けて、総延長35000mの幹縄を約12マイルに設置しました。
投縄終了後のCTDによる海洋観測結果は昨年同様、水温・塩分の値が、約水深100mまでほとんど変化のない均一した混合水となっていました。

本日は、風も収まり天候に恵まれ、良い実習日和となっています。操業は午後から縄を揚げはじめ約5時間かけて縄の回収作業を行います。

今回は、水産庁からのサメ(ヨシキリザメやアオザメ)などの生物調査や疑似餌実験、漁具運動実験、試作漁具試験などを行います。

漁業情報(操業位置・漁獲物・漁具構成や数量)は、随時水産庁へ報告することになっています。

学生達は、水産庁指定の操業旗流(白赤白の横じま)を掲げ、眠い眼をこすりながら、4時30分から操業準備を行い、2時間かけて投縄を行いました。

作業後の朝食時は、みな食欲旺盛で元気な声が食堂に響いています。

初日としては投縄や枝縄・餌付けには不慣れで縄の絡みなどもありましたが、明日以降徐々に理解が深まり、仕掛けの状態が良くなるものと思っています。

引き続き、近海マグロ漁船(AISのある漁船)と朝5時から始まる操業前打合せを漁業無線で情報を確認し、注意しながら実習を行っています。

明日も黒潮の南側の漁場で操業を行う予定です。

正午位置 
29-19.96N 132-18.33E 
船速:0.6ノット 針路:304度 天候:晴れ
気温 18.7℃、水温21.3℃ 気圧1026.8hPa
風向:西北西、風速:2.0m/s、有義波高:1.2m
2020年2月24日(月)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月23日(日曜日)奄美大島東沖 
2月22日は天文航法、漂流物観測(目視・ニューストンネット)、延縄準備を行いました。また延縄手順やサメ調査の概要を確認しました。

23日も朝6時からニューストンネット観測と目視観測や9時からCTD(水深1000m)による海洋観測及び採水を行いました。

明日からマグロはえ縄実習の操業を開始します。

4時30分からニューストンネットの後、投縄を開始し、660本(12本付け55鉢)に餌のイワシを針につけ、2時間かけて海中に設置したあと、CTDによる漁場環境観測を行います。

縄にはGPSブイや深度計・加速度計・疑似餌・試作漁具を含め、約35000mの幹縄(深さ10mから50m)枝縄(深さ40mから90m)のところに仕掛けます。

12時30分から縄揚げはじめ、順調に揚縄がすすむと、17時30分頃操業終了する予定です。

海況は、低気圧や前線通貨の影響で北寄りの風が強くうねりも大きいですが、既に周辺には近隣島々からの小型漁船が延縄操業を行っており、浮きであるボンデンを確認しながら航行しています。

近海マグロ漁船(AISのある漁船)と漁業無線で情報を確認しながら、他の漁船の延縄に 注意しながら実習を行いたいと思っております。

正午位置 
27-53.84N 130-13.10E 
船速:7.2ノット 針路:049度 天候:晴れ
気温 18.4℃、水温21.1℃ 気圧1028.2hPa
風向:北北西、風速:8.3m/s、有義波高:2.8m
2020年2月23日(日)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月22日(土曜日)那覇出港
2月16日17日18日の3日間実施予定のうち強風のため二日間での救助艇訓練及び延縄漁労機器の作動試験を実施しました。

また多くの学生は2月17日18日及び2月20日21日にて海技試験(航海)二級及び一級の受験を行いました。

20日中には、非常勤職員1名・調査員8名が乗船し、延縄中の海ごみ調査・サメ調査や疑似餌調査など漁労や観測機器調整や打合せを行いました。

21日給水及びごみ収集を行い、22日8時55分に那覇新港3号岸壁を離岸出港しました。
学生達は国家試験(筆記試験)を無事受験し、結果はまだわかりませんが安堵しているようです。

海外からの大型客船の寄港はキャンセルとなっており国際通りでは団体での中国人観光客は見当たらなく、わずかに修学旅行の中高生がお土産を求めている状況でした。

本船では、マスク上陸及び手洗いを励行し、帰船時はアルコール消毒を実施しています。

学生達はこまめに手洗い等をおこない、現在学生・乗組員・乗船した調査員の発熱や体調不良者は無く、皆元気です。

風はありませんがうねりが残っており、久々に揺れながら航行しています。

出港後から漂流物観測を行っています。

明日からCTDによる漁場環境観測を開始して24日から10日間(内操業は7日間)のマグロ延縄実習を行う予定です。

漁業情報サービスセンターや高知県近海マグロ漁船から貴重な情報をいただきながら、他の漁船の延縄に注意しながら実習を行いたいと思っております。

正午位置 
26-04.91N 127-50.06E 
船速:8.5ノット 針路:080度 天候:晴れ
気温 21.7℃、水温22.1℃ 気圧1027.7hPa
風向:南東、風速:2.6m/s、有義波高:2.0m

乗船者 
調査員         6名
教員          2名
乗船学生(4年次学生) 18名 
乗組員        22名(1名乗船)

写真
上左 幹縄巻取り作動
上右 学生救助艇操練
下左 冷水器殺菌灯交換
下中 那覇でデッキ磨き
下右 那覇泊漁港
2020年2月22日(土)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月15日(土曜日)那覇入港
2月14日那覇外港検疫錨地(自謝加瀬)15時48分に錨泊しました。

学生達は夕別科や天文航法の計算を行い、提出物の整理を行っていました。

2月15日は8時11分に抜錨し、定期入港船を優先させ、9時00分那覇新港3号10-15ビットに右舷入船で着岸しました。

代理店等と給水やごみ収集・搬送品など日程調整しました。

入港中(2月22日土曜日出港)のシフトはない予定です。

那覇では、17日18日二級海技士(航海)、20日21日は一級海技士(航海)の国家試験を受験します。

学生達は東京出港してからも空き時間や睡眠時間を調整して勉強してきました。
それぞれの目標に到達できるよう願うばかりです。

本日は船内清掃(内弦)を行い、延縄漁労設備の設置作業を行い、夕食後、国家試験会場の経路確認で上陸となります。

長期の停泊を利用して学生主体の救助艇操練を3日間にわたって実施し、延縄漁労機器の作動確認及び投縄速度調整等行います。

寄港中に沖縄水産高校の教員や生徒さん(数名)の訪問も予定しています。

20日には非常勤職員1名・調査員8名が乗船し、延縄中のサメ調査や疑似餌調査など機器調整を行い、出港は2月22日9時の予定です。

正午位置 
26-14.30N 127-40.76E 
船速:針路:停泊中 天候:晴れ
気温 25.8℃、水温22.5℃ 気圧1019.2hPa
風向:南、風速:7.2m/s、有義波高:0.0m

乗船者 
調査員         0名
乗船学生(4年次学生) 18名 
乗組員        21名
合 計        39名

写真
那覇新港3号
2020年2月15日(土)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月14日(金曜日)沖縄本島南海域 
2月13日午後メリパス(天文航法)から夕方のスターサイトまで、種々の天文航法を行いました。

気温も上がり防寒着の必要がなくなり、学生達は六分儀も楽に構えられるようになりました。

またニューストンネットサンプリングや漂流物目視観測でもこの暖かさは大変助かります。昨夜は少し時化ましたが、本日は一面青空となり、南東の風が穏やかに吹いています。

今朝は9時から10時にかけてCTDの作動試験として水深1700mの海域でセンサー水深1000mまで繰り出し、クレーン・ウインチの作動、CTDの各センサー機器の作動、採水装置の作動を確認できました。

ここが本実習(北緯25度)の最南端となります。観測を終了し、沖縄本島を目指して北上し、那覇港外港の一般錨地に錨泊する予定です。

明日は、8時に抜錨し、9時に那覇新港(安謝新港)3号岸壁に着岸する予定です。

正午位置 
25-59.25N 127-39.90E 
船速:8.5ノット 針路:301度 天候:晴れ
気温 23.9℃ 水温22.5℃ 気圧1019.6hPa
風向:南東 風速:6.1m/s 有義波高:2.0m

写真
上 スターサイト
下 ニューストンネットサンプリング
2020年2月14日(金)

神鷹丸長期航海(乗船漁業実習検帽匈す堝以鷙陝[疣2年2月13日(木曜日)奄美大島古仁屋出港
2月13日8時55分に古仁屋港中商港湾岸壁を離岸出港し、奄美本島と加計呂麻島との間の東側航路を抜けて、南下しています。

寄港は貨物船等の着岸の間をみて一晩の滞在でしたが、夕方には養殖や漁船漁業の水産関係の家族の方々・関係官庁の船舶関係の方々が見学来船しました。

特に子供たちは航海士や機関士の説明に熱心に話を聞いていました。また海に興味のある中学生らから多くの質問をいただいて、こちらも良い勉強になりました。

古仁屋瀬戸内町ではマグロの畜養現場や研究機関など数名の本学卒業生が在中しているこのことで船内見学や町内でもお会いすることができました。

学生達は、海技試験が近づいて緊張していますが、透き通るきれいな海と平和でのんびりした島の人々とふれあって癒されたようです。

出港後、船橋当直・天文航法・漂流物観測(目視・ニューストンネット)を実施しています。

昨日は南寄りの強風が吹きあれ、海況も悪かったようですが、本日は晴れてさらに気温は上昇し、ピッチング(縦揺れ)はしているものの風とうねりは収まって順調に航行しています。

明日は、海洋観測CTDの作動試験(水深1000m)を行い、那覇沖にて漂泊もしくは錨泊する予定です。

正午位置 
27-46.18N 129-16.92E 
船速:8.5ノット 針路:180度 天候:晴れ
気温 22.2℃ 水温21.3℃ 気圧1020.0hPa
風向:南 風速:8.4m/s 有義波高:1.3m

乗船者 
調査員         0名
乗船学生(4年次学生) 18名 
乗組員        21名
合 計        39名

写真
上 古仁屋港
下 古仁屋港中商岸壁
2020年2月13日(木)

Page/ [1] [2] [3]
copyright (c) 2005Umitaka