海鷹丸 第50次航海 東京海洋大学  海洋科学部

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「ペンギンさんそこのけそこのけ海鷹丸が通る6」  1月25日
「感謝for you!」

 私の中では、箱根駅伝でのM大学の惨敗で始まったといっていいこのKARE20。この航海を総括すると、私が経験した南極航海のなかではもっとも海況に恵まれた航海のひとつでした。悪天候のために観測内容を大きく調整したり完全にキャンセルしたりしたのは、感覚的には1〜2割程度です。悪天候と関係なくスキップした観測点もありましたが、それは想定されていた時間調整です。普通は、観測期間の途中で海況が悪くなって、致し方なく海況の回復を待って「待機」という時間ができ、いい具合に休息日ができたりするものです。

 しかし、今回はほとんどそのような待機はなく、ここまで突っ走ってきました。フリマントルでの私の誕生日、出港してからの年越しそば、正月、箱根駅伝(しつこいですね)、この辺の第1区をさらっと走り、氷山、クジラ、ペンギン、氷縁、といった中継所を通過し、気がつけば大手町、ではなくホバートのゴールまであとわずかです。「待機」時間があまり無い(=観測が滞りなく進む)という状況は体や精神的には辛いながらも、我々研究者にはありがたいことです。

 しかし、乗組員の皆さんには申し訳なく思っています。南極まで来てずっと仕事に追われていた、と言われると首席研究者としては申し訳ない気持ちです。この恩を我々が返す方法はひとつ、ここで得た貴重なデータやサンプルを無駄の無いように分析・解析し、世の中に還元することです。これによってのみ、KARE20の研究・観測をサポートしてくれた海鷹丸の乗組員や家族をはじめとした多くの方々、これを読んでくださっている皆さんなどに報いることができます。

 朝起きると陸が見えていました。26日ぶり。

 タスマニアです。
2017年1月25日(水)

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