海鷹丸 第50次航海 東京海洋大学  海洋科学部

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 24時間の観測が終わった4.5時間後に、次の観測点で観測しています。結局ビールはまだおあずけです。この航海での大きな観測点はあと3つ。先ほど最後の観測点でのスケジュールを作りました。予定通りに行けば、20日朝7:30に大きな観測点での観測を終えます。

 今日は雪が降り続きます。ここ数日の中では悪い天気ですが、波、風ともに観測に支障が出るほどではありません。小雪降る中、淡々と観測メニューをこなしていきます(写真:海から上がってきたORIネット。ひとりひとりが自分の役割を知っています)。気温は0.6度。寒いのですが、いちいち「寒い」と言わなくなってきました。

 自然科学の研究はフィールドワークが不可欠です。海に出たり、山に登ったり。我々の仲間、佐藤さんや黒沢先生は温泉にすむ微生物の研究をしているので、秘湯に出かけるのが趣味です、いや、仕事です。温泉学会というまじめな学会の会員ですが、研究発表会は当然ながら温泉地で開かれます。熱い議論が展開されることは間違いないですね。

 我々もうらやましがられることがあります。仕事で南極海にきて、生のペンギン、生のクジラのジャンプです。オーロラをみて、巨大な氷山を背景に記念撮影です。楽しそうでしょ。温泉学会も同じはずですが、我々も気温0.6度であろうと、雪が降ろうと、そんなことで観測をためらうことはありません。研究者はみな百戦錬磨です。

 北極と掛け持ちのひともいます。新しいことを発見するために、仮説を検証するために、自らの妄想を仮説に格上げするために、それが人類のためになると信じて、困難を困難とも感じずに南極までやってきます。正直に告白します。私はペンギンもクジラも氷山も飽きました。9回目の南極なので勘弁してください。しかし、ペンギンの糞やクジラが食べる餌の量、氷山ではなく海氷に含まれ生物に興味はあります。また、サンプルやデータを持って帰り、分析・解析をして妄想や仮説を論文に作り上げる。

 これが楽しいのです。
2017年1月18日(水)

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