海鷹丸 第50次航海 東京海洋大学  海洋科学部

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海鷹丸第50次航海(遠洋航海)正午位置報告 2月3日(金)
正午位置: 36゜21.76´S 155゜16.55´E(タスマン海)
天候: 晴れ、 風: NW 2.0 m/sec 、
波高: 2.3 m、 気温:21.5℃、水温:22.9℃
針路:039° 速力:10.8kt
船内時間:UTC+11h00m(日本時間+02h00m)

 本日は風が弱まり、海上もだいぶ穏やかになりました。ニューカレドニアへ向けタスマン海を順調に北上しています。

 気が付けば、2月に入り航海も残り1か月を切っています。学生の中には焦り出している者もいますが、実習も含め、皆それぞれが、航海で残された大事な時間を大切に使って貰えればと思っています。
2017年2月3日(金)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海)正午位置報告 2月2日(木)
正午位置: 39゜53.16´S 151゜41.59´E(タスマン海)
天候: 晴れ、 風: WSW 10.1 m/sec 、
波高: 2.7 m、 気温:18.6℃、水温:20.4℃
針路:039° 速力:11.5kt
船内時間:UTC+11h00m(日本時間+02h00m)

 昨晩から西の風が強まり、現在、左舷後方から大きなうねりを受け、船体はゆっくりローリングを繰り返しながらタスマン海を航行しています。追い手のため、揺れはそれ程でもなく学生は元気に実習を続けています。

 北上するにつれ気温は上がり、肌寒かったデッキはだいぶ暖かくなってきました。昨日まで船の近くを飛んでいたアホウドリは、今日は姿を消しています。
2017年2月2日(木)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海) ホバート出港報告 2月1日(水)
 本日08時40分、パイロットが乗船し、08時52分 ホバート港のPrincess埠頭を離岸、出港しました。現在、タスマニア島の南東沿岸を東へ向け航行しています。

 入港中は清水、燃料、食糧の積込み、塵芥の陸揚げを行った他、入港3日目には今年も豪日協会や現地研究機関他の皆さんが来船し、専攻科生の案内で海鷹丸の船内見学を実施しました。昼からは郊外の森林に囲まれた公園へ移動し、BBQパーティーが催されました。このイベントは毎年恒例となりましたが、学生たちにとって現地の人々との交流を深める良い機会となっています。停泊中は連日天候に恵まれ、学生達は約1か月ぶりの寄港地ホバートで有意義な時間を過ごせたようです。

 フリーマントルから約1か月の期間、南大洋調査に携わってきた研究員はホバートで下船し空路で日本へ帰国しました。

正午位置: 43゜15.21´S 147゜46.68´E(タスマニア島 南東沿岸)
天候: 曇り、 風: NW 6.2 m/sec 、
波高: 1.9 m、 気温:15.5℃、水温:16.8℃
針路:092° 速力:12.3kt
船内時間:UTC+11h00m(日本時間+02h00m)

乗船者 専攻科学生:男子22名・女子12名  34名
    乗組員:             27名
                   計 61名
2017年2月1日(水)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海)ホバート入港報告 1月27日(金)
 本日8時40分に港外の錨地を抜錨しパイロット乗船後、09時34分 ホバート港のMacquarie埠頭5番に入港着岸しました。着岸後、現地代理店が来船し入港手続きを行い、午前中に滞りなく終了しました。

 ホバートでは燃料、清水、食糧の積込みを行う他、今年も豪日協会との交流イベントが予定されています。学生は本日、デッキでの片付け作業を終了後、タスマニアのホバートで今年最初の嬉しい上陸が待っています。また南大洋調査で乗船中の研究員は無事その任務を終え、ホバートで下船します。

 ホバート出港は2月1日の9時を予定していますが、滞在中、ホバート港に客船が入港する関係で30日にPrincess埠頭へのシフトがあります。
2017年1月27日(金)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海)正午位置報告 1月26日(木)
正午位置: 42゜56.05´S 147゜23.47´E(ホバート港外)
天候: 晴れ、 風: NW 13.1 m/sec 、
波高: 0.1 m、 気温:19.0℃、水温:17.8℃
針路: 速力: (錨泊中)
船内時間:UTC+11h00m(日本時間+02h00m)

 今朝、久し振りに陸地の風景を眺めながらタスマニア島の南東岸を北上し、穏やかな湾内に入った後10時00分、ホバート港外の錨泊地に投錨しました。明日は朝9時前に抜錨しパイロットが乗船した後、ホバート港のMacquarie埠頭に着岸予定です。

 本日は午後から学生教室において研究員による今回の調査発表会を行います。今日も船内時計を30分進ませタスマニア時間に合わせました。こちらの時間は日本時間より2時間早くなります。
2017年1月26日(木)

「ペンギンさんそこのけそこのけ海鷹丸が通る6」  1月25日
「感謝for you!」

 私の中では、箱根駅伝でのM大学の惨敗で始まったといっていいこのKARE20。この航海を総括すると、私が経験した南極航海のなかではもっとも海況に恵まれた航海のひとつでした。悪天候のために観測内容を大きく調整したり完全にキャンセルしたりしたのは、感覚的には1〜2割程度です。悪天候と関係なくスキップした観測点もありましたが、それは想定されていた時間調整です。普通は、観測期間の途中で海況が悪くなって、致し方なく海況の回復を待って「待機」という時間ができ、いい具合に休息日ができたりするものです。

 しかし、今回はほとんどそのような待機はなく、ここまで突っ走ってきました。フリマントルでの私の誕生日、出港してからの年越しそば、正月、箱根駅伝(しつこいですね)、この辺の第1区をさらっと走り、氷山、クジラ、ペンギン、氷縁、といった中継所を通過し、気がつけば大手町、ではなくホバートのゴールまであとわずかです。「待機」時間があまり無い(=観測が滞りなく進む)という状況は体や精神的には辛いながらも、我々研究者にはありがたいことです。

 しかし、乗組員の皆さんには申し訳なく思っています。南極まで来てずっと仕事に追われていた、と言われると首席研究者としては申し訳ない気持ちです。この恩を我々が返す方法はひとつ、ここで得た貴重なデータやサンプルを無駄の無いように分析・解析し、世の中に還元することです。これによってのみ、KARE20の研究・観測をサポートしてくれた海鷹丸の乗組員や家族をはじめとした多くの方々、これを読んでくださっている皆さんなどに報いることができます。

 朝起きると陸が見えていました。26日ぶり。

 タスマニアです。
2017年1月25日(水)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海)正午位置報告 1月25日(水)
正午位置: 46゜35.56´S 144゜23.14´E(タスマニア沖)
天候: 曇り、 風: WNW 10.3 m/sec 、
波高: 4.1 m、 気温:12.3℃、水温:11.9℃
針路:037° 速力:13.0Kt
船内時間:UTC+10h30m(日本時間+01h30m)

 昨晩から西北西の風が15m/sec以上吹き始め、海上はかなり波が高くなっています。横波で船体はローリング(横揺れ)していますが、航行には支障ありません。やはり最後に時化ました。昼までには風はだいぶ弱まりましたが、まだうねりは大きいです。

 曳航していたCPR(連続プランクトン採集器)は今朝、回収し今年度の南大洋での観測は全て終了となりました。 11時過ぎにオーストラリアのEEZ(排他的経済水域)に入り、明日の昼前にはホバート港の沖に到着し錨泊する予定です。
2017年1月25日(水)

「ペンギンさんそこのけそこのけ海鷹丸が通る6」  1月24日
「安全靴と私」

 この日誌をつづるのもあと4日となりました。あと4回しか書けません。観測が立てむ南緯60度以南は、ひとりブリッジの隅で、観測中の待ち時間などにこの日誌を書いてきました。航海中や観測中、ひとりでいるといろんなことを考えるので、ついついそのまま書いてしまいます。

 写真はSimonの安全靴です。くるぶしまですっぽりのタイプです。つま先は鉄芯入りなので、飛行機に乗る際の金属探知機で確実に引っかかります。実際にそんなことも何度かありました。とにかく重いです。しかし、足元の安心感はたっぷり、足首は風から守られます。この安全靴を購入したのがたぶん4〜5年前で、南極へもいっしょに3〜4回は来たかと思います。私の弱った足腰を支えてきた重要なパートナーです。しかし、潮風と塩水にさらされ、この靴もくたびれてきました。最近は頻繁にミンクオイルを塗って他のどの革靴よりもかわいがって来ましたが、とうとう一部皮が切れてきました。この航海で引退させるつもりです。お疲れさまです。きっとまた、同じものを購入するでしょう。

 ブリッジには、すでにタスマニアが入ったチャート(海図)が用意されています。もう一息ですが時化てきました。がんばれ海鷹丸。
2017年1月24日(火)

海鷹丸第50次航海(遠洋航海)正午位置報告 1月24日(火)
正午位置: 50゜32.61´S 139゜54.91´E(南大洋) 天候: 曇り、 風: WNW 10.6 m/sec 、
波高: 3.0 m、 気温:8.7℃、水温:10.2℃
針路:034° 速力:14.3Kt
船内時間:UTC+10h00m(日本時間+01h00m)

 昨日から北西の風が強まっていますが、海況はまだ悪くありません。本日もCPR(連続プランクトン採集器)を曳航しながら、北上を続けています。明朝にはオーストラリアのEEZ(排他的経済水域)に入りますので、その手前で回収終了の予定です。また1日1回のペースで実施しているニューストンネットも明日の朝で終了となります。

 観測海域を離脱後は良い天気が続き、今日まで時化ずに来ていますので、今年の専攻科生は本当に幸せです。本日も時間改正のため、船内時計を30分進めています。ホバートまであと1時間の改正が残っています。
2017年1月24日(火)

「ペンギンさんそこのけそこのけ海鷹丸が通る6」  1月23日
「どうぞ このまま」

 雨が窓を叩きます。我々以外、今ここで雨が降っていることを知る人はいません。昨夜はオーロラが出ていました。南極へ来るのが5年目という機関部の川上さんが、初めてオーロラを見たと言っていました。機関部の人はエンジンやその周辺で働いていることが多いでしょうから、なかなか海や空を見ることが少ないのかもしれません。文字通り縁の下の力持ちとして船の運航を支えているわけです。なんだか申し訳ない気持ちになります。

 世界は混沌とし、殺伐としているようですね。しかし、ここには国境も兵器も資本主義も無く、ただ空と海と氷があるだけです。フリマントルを出港して以来、人工物は船さえ見ていません。ここにいると、FAX新聞が伝える世界の喧騒が空虚に感じます。

 今日の私の頭の中は、丸山圭子と忌野清志朗とJohn Lennonです。

(写真:ワタリアホウドリ。24日朝撮影)
2017年1月23日(月)

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