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  海鷹丸 第44次航海        東京海洋大学  海洋科学部

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「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸がとおる2015夏」2月1日
「オーロラに関するいくつかの考察」

1)先達の苦労は本やドラマで紹介されていますが、最初に昭和基地を設営し、観測を始めた人たちのおかげで、いま日本が砕氷船や観測隊をもち、多かれ少なかれその恩恵を受け、我々もこうして南極海の観測を行っているわけです。当時、敗戦国としての地位から脱していない日本は、自然条件や位置的にきびしい場所が戦勝国を中心とした枠組みの中であてがわれ、そこに昭和基地が作られました。そんな場所でしたが、そこは偶然にもオーロラのホットスポットであることが分かり、その後オーロラの研究が進められた結果、いくつものオーロラの謎が日本人によって明らかにされていきました。苦境を跳ね返し大きな成果をあげてきた先達に学ぶべきことは、大いにあるはずです。

2)もう20年前くらい前のことですが、NHKの朝の連ドラ「ふたりっ子」に、女優の河合美智子扮する「オーロラ輝子」という登場人物が出ていました。通天閣劇場に実在したひとがモデルだそうですが、ドラマでは、苦労を重ねつつ小さな幸せを得ながらも、若くして病気で短い人生を閉じます。このドラマ、ストーリーは今一つでしたが、私はこのオーロラ輝子のファンでした。およそ10年後、わたしは本当のオーロラを海鷹丸で見ます。しかし、それはひっそりとして、今にも消えてしまいそうで、オーロラ輝子の華やかなステージとは逆のものでした。しかし、その苦労を背負った人生や、病床ではかなく消えていく命は、そのステージと対比され、余計に切なくそして美しい、私のみたオーロラそのものでした。

3)オーロラ・ソースというのがあります。ケチャップとマヨネーズを半々くらいに混ぜたものらしいですが、やってみてください。オーロラとは似ても似つかないものが出来上がります。なぜオーロラ・ソースというのでしょうか。陸にいればすぐにウィキペディアで調べてしまいますが、海の上ではなかなか調べようがありません。そこで、想像を膨らませます。王 露羅(オーロラ)氏が初めに考案したとか、オーロラ食品が売り出して大ヒットしたとか、中途半端に混ぜたときの模様がオーロラに似ているとか(少なくとも色は全く異なる)などと、まずそれらしい設定が決まります。さらに考案されたきっかけやケチャップとの出会いとか、どこの町だったのか、何年ころのことだとか、王さんの家族構成とか人生とか、王さんが恐妻家だったことなどを考えていると、一晩呑めてしまいます。船の生活って素敵です。

まとめ:今夜オーロラの観測できる確率の高い場所を航行します。風は強いものの午後から青空が見え始めました。頑張った学生たちがオーロラを見られますように。(短い時間だったようですが、じっさいに見ることができました。よかった、よかった。写真は宮崎先生撮影;この写真が無かったらオーロラ・ソースの写真になるところでした)
2015年2月1日(日)

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