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  海鷹丸 第41次航海        東京海洋大学  海洋科学部

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「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−ほんきです−
 海洋生物学の対象といえば、小さいところでは、植物プランクトンや動物プランクトン、もう少し大きい魚類、貝類や頭足類あるいはクラゲなどの無脊椎動物、大きいところではクジラやシャチ、アザラシなどの哺乳類などを想いうかべることでしょう。爬虫類のウミガメも立派な海洋生物です。しかし変温動物のウミガメは、さすがに一年中極寒の南極海では進化しませんでした。鯨類など大型哺乳類などは生態ピラミッドの上位にいることから高次捕食者と呼ばれることがあります。

 南極海の代表的な高次捕食者はなんといってもクジラではないでしょうか。クジラの頭数がナンキョクオキアミの生物量や魚類の資源量に影響を及ぼすとも考えられ、それほど南極海の生態系におけるインパクトは大きいといえます。

 しかし、忘れてはならない分類群がまだあります。それは鳥類です。鳥は空を飛んでいますが、南極には、そうペンギンがいます。大半は陸で暮らしていますが、空を飛ばず海中を達者に泳ぎ、餌は魚やオキアミです。空を飛ぶ海鳥、飛翔性海鳥類も海洋生物といえるのではないでしょうか。日本近海で見るユリカモメやウミネコなどは沿岸で暮らしているので、海鳥と言っても日常的に陸からも観察されます。しかし、アホウドリ類に代表されるように海鳥類の中には外洋性のものがおり、彼らは繁殖期以外には陸に依存しない生活をしています。種によって陸への依存度に差こそありますが、南極海では飛翔性海鳥類の高次捕食者としての海洋生態系におけるインパクトは、かなり大きいと考える研究者もいます。忘れられがちですが。彼らも南極海の生態系の一角を担っています。

 この飛翔性海鳥類の観測も我々の研究課題のひとつです。地球温暖化は南極海の海氷生成量に影響をおよぼし、その変動は海洋の物理過程や海氷量の変動につながります。そして、その影響はプランクトンや魚類の分布や組成に影響を及ぼし、最後は必ず高次捕食者にたどり着きます。我々はそのプロセスのすべてを、南極海インド洋セクターで明らかにすることを研究の目的に掲げています。おそらく10年かけても「分かった!」とはならないでしょう。しかし、それを一歩でも進め、生物多様性や生態系を守る礎を作っていくことが我々の使命だと考えています。

 船はベタ凪の南極海を、次の観測点へと進みます。

(写真:ブリッジでの定時の目視観測を終え、海鳥の識別形質について確認する谷田部さん(右)と佐藤さん(左))
2014年1月28日(火)

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