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  海鷹丸 第41次航海        東京海洋大学  海洋科学部

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海鷹丸第41次航海(遠洋航海) 正午位置報告 1月23日(木)
正午位置: 62゜43.88´S 110゜00.13´E(南大洋)
天候: 曇り、 風: ESE 8.5 m/sec 、
波高:3.0 m、 気温: 0.4℃、水温: 1.1℃
針路:180° 速力: 10.2kt
船内時間:UTC+08h00m

 昨夕、20時間連続観測を終え南下した後、東経110°ラインの南緯62°で観測を実施、現在、南緯63°の観測点へ向け南下中です。

 昨日は珍しく時々、雲が切れ太陽が顔を覗かせていましたが、今日は再び空は厚い雲に覆われてきて視界もそれほど良くありません。南下して氷山、氷が増えてくるにつれ気温、水温がだいぶ下がってきました。

 今後、氷縁へ近づいていくと、さらに下がりますので、これからは、人間はもちろんの事、船体も各部の凍結防止など厳重な防寒対策が必要になってきます。
2014年1月23日(木)

「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−気にしても仕方ないのです−
 ハイイロアホウドリが見守り、ザトウクジラが観測風景を観測に来るなか、広島大学のサンペイ師匠のネット観測が続きます。20時間で30回程度曳網しようというものです。紙面の都合で細かくは書きませんが、動物プランクトンの一日の鉛直的な動態をつかむことが目的です。サンペイさんはこの立派なルックスに見合わず小心者と私は見抜きました。

 今朝起き抜けの私のところにやってきて深刻な顔で、ネットにつけた濾水計(網口に付けてネット濾した水の量を推定する計器です)の値が大きすぎるがどうしよう、という相談です。これは特定機密に当たるのですが書いてしまいましょう。以下、私の説明。「あのね、サンペイくん。あの手の鉛直曳きのネットは揺れたら濾水量は多めに出るのは当然なのだよ。心配するキミの気持ちは分かるが、気にしても仕方ないのです。南極海というのはそういうとこなのです。サンペイくん」。停船してのネットの鉛直曳きでは、船に上下動があるとどうしてもネットも上下に余計に動いてしまいます。たとえば、100mワイヤーを出して巻き上げても、100mより長い距離をネットが曳いていることがしばしば起き、これは船が流されていたり、上下に何度もしゃくられたりすることによります。しゃくられたときには、一度網に入ったサンプルがネットから吐き出されている可能性を示唆しており、それは定量性を下げることとなります。しかし、南極海ではこの海況は凪いでいる方なのです。サンペイくん。でも、心配いりません。サンペイくんは立派です。20時間やりとげたのですから、立派な小心者です。(写真左の不安げなひと)
2014年1月22日(水)

海鷹丸第41次航海(遠洋航海) 正午位置報告 1月22日(水)
正午位置: 61゜42.69´S 109゜59.81´E(南大洋)
天候: 曇り、 風: NNE 5.0 m/sec 、
波高:4.1 m、 気温: 2.5℃、水温: 2.8℃
針路:Var. 速力: Var.(観測中)
船内時間:UTC+08h00m

 昨日は係留系を回収した付近で深層係留系を再投入し約4100mの海底に無事、設置しました。本日は同地点で0時よりCTDやプランクトンネットなどの20時間連続観測を行っています。現在、雪は止み風も弱まってきて、海上はだいぶ穏やかになってきましたが、大きなうねりが残っていて時々、船体を大きく揺らします。この地点の観測が終わると、次の観測点まで、さらに南下する予定です。氷山が増えてきた頃から南極海特有の海鳥や鯨類が本船の近くに、たびたび出現するようになり学生達を喜ばせています。
2014年1月22日(水)

「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−ハダカイワシの生写真−
 南極海では、ナンキョクオキアミが膨大な生物量を誇り、多くの大型捕食者(魚類、ペンギン、鯨類、オットセイなど)がこのエビみたいな生物1種に依存して暮らしていることから、ナンキョクオキアミは生態系の鍵種(key species)と呼ばれます。しかし、南極海のどこにでも均一にかつ大量にこのナンキョクオキアミが分布しているわけではなく、他にも多様な動物プランクトンや魚類が生息しています。この中でも我々のチームはハダカイワシ類に注目しています。

 このハダカイワシ類は外洋域で膨大な生物量をもっており、分布域はナンキョクオキアミとあまり重なりません。つまり、ナンキョクオキアミの少ない海域ではこのハダカイワシ類が大型捕食者の餌としてたいへん重要であることが考えられます。とくに我々が研究フィールドとしているオーストラリアの南側海域ではナンキョクオキアミがあまり分布しない海域が広がっており、我々のチームはこのハダカイワシ類にもっと光を当てるべきと考え生態系研究を展開しています。

 写真は、Electrona antarcticaという南極海に分布するハダカイワシ類の中でもっとも生物量の多い種の仔魚(もっとも初期の発育段階)です。親とは似ても似つかない形をしており、ハダカイワシ類の特徴である発光器も大きな眼もまだもっていません。昨日のIONESSで採集されました。今度の航海の重要なターゲットに一つはこの仔魚の生態を解明することにあります。たぶん本邦初公開の生(採集直後)写真です。

 昨夜のうちに予定していた観測点に到着し、明るくなるのを待って4時ごろから水深4100m付近に昨年設置した係留系を回収です。この係留系は海底から立ち上がった3000m以上の長さのロープの途中にセディメントトラップという観測機器を付けたものです。音波信号で海底から切り離し海面に浮いてきたところを拾い上げます。セディメントトラップは海底に沈んでいく粒子(セディメント。生物の死骸や糞、殻など)を捉える機器で、一定期間ごとにサンプリングを自動で行います。つまり、海氷に覆われて近づくことのできない冬の海の生物生産もこのセディメントの解析で推定できるわけです。回収作業は、風速10 m/s以上で粉雪舞う中で発見からおよそ5時間後に無事終了、さらにその数時間後にはまた1年後に回収する係留系を設置しました。海鷹丸の皆さん、専攻科の皆さん、過酷な作業をありがとうございます。お手数おかけしますが来年もよろしくお願いします。
2014年1月21日(火)

海鷹丸第41次航海(遠洋航海) 正午位置報告 1月21日(火)
正午位置: 61゜43.88´S 110゜00.68´E(南大洋)
天候: 雪、 風: S 13.0 m/sec 、
波高: 2.6 m、 気温: 1.3℃、水温: 2.7℃
針路:Var. 速力: Var.(観測中)
船内時間:UTC+08h00m

 本日は経度110°Eラインの南緯62°近くまで南下し約4000mの海底に設置されていた深層係留系を回収しました。この係留系は昨年度の12月に「しらせ」により投入されたもので午後には同地点へ再投入する予定です。現在、デッキでは再投入の準備が行われていて、この時間を使い各種海洋観測が実施されています。天気は相変わらず悪く、朝から雪が降っていて風も強まっています。周囲には氷山が多数観測され、海面に漂う氷片も増えてきました。今後も厳重な見張りを継続しなければなりません。
2014年1月21日(火)

「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−A factor−
 Antarctic factorという言葉をご存知でしょうか。これはA factorと呼ばれることもあります。私はこの言葉をオーストラリア南極局のGraham Hosie博士から教わりました。「The Antarctic Dictionary, A Complete Guide to Antarctic English (by B. Hince)」というあまり売れなさそうな辞書によると、the unpredictability of life in Antarctica(抜粋)、南極での生活における予測不可能なこと、といった感じでしょうか。さらには「厳しい気候や極度の隔絶状態に起因する」ともあります。

 南極での生活経験があるひとでなければご存知なわけがないですね。我々はよくこの言葉を思い出します。10分単位の観測計画を立てても暴風圏を通れば、そんな計画すぐに崩壊です。船のスピードは読めないし、そもそも暴風圏では観測自体ままなりません。暴風圏を過ぎても観測を予定していた場所が氷に覆われていたり、予定した航路が巨大な氷山にふさがれていたりすることもあります。全部A factorです。その都度ミーティングを重ね、作戦を変更しながら旅をつづけます。予期せぬことがあることがもう想定されている航海なので、もはやA factorではないような気もしますが。

 今朝未明、IONESSアイオネス(多段開閉式ネット)による観測を行いましたが、動作不良によりその観測点での観測を取りやめました。国内でも動作確認をし、観測直前にもチェックしたうえでの本番での動作不良でした。次の観測点に入る前に改めて不良の原因を突き止めるべくテストを繰り返しましたが、機械的・電気的なトラブルの可能性は低いと考えられました。生物グループの甘糟リーダーや渡辺さんの頭に浮かんだのは、もしやこの寒さが原因!でした。著しく寒くなると、いろんなところが凍ったりゆがんだりして、観測機器が働くなることは時々あります。もはやそれしか原因が考えられません。典型的なA factorです。「厳しい低温と海中400 mの極度の隔絶状態」にやられたのです。甲板員の中養母さんらに相談すると、トラブルの箇所であるモーター部を防寒用にと古タオルでくるんでくれました。次はなんとか頑張ってほしいものです。(その後、なんとか動いてプランクトンや魚類を採ってきてくれました)
2014年1月20日(月)

海鷹丸第41次航海(遠洋航海) 正午位置報告 1月20日(月)
正午位置: 61゜00.01´S 109゜59.97´E(南大洋)
天候: 曇り、 風: S 10.0 m/sec 、
波高: 3.3 m、 気温: 1.8℃、水温: 2.4℃
針路:Var. 速力: Var.(観測中)
船内時間:UTC+08h00m

 昨晩、経度110°Eラインに戻り南緯60°の観測点から再開しました。明け方、ここでの観測を終了、さらに南下した地点(南緯61°)で現在観測を行っています。昨日は弱かった風が強まり海上はうねりが大きくなってきています。南下するにつれ気温が低くなり風もあるのでデッキでの長時間の観測作業は大変厳しいのですが、南大洋観測を成功させるために、研究員と乗組員、専攻科生が皆、協力し、昼夜関係なく24時間体制で臨んでいます。
2014年1月20日(月)

「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−よだれ出そう−
 昨日、謙虚な姿勢でこの紙面を書いたのが幸いしたのか、今朝未明1時30分の風は3.9mでしかも追い風、波高が2.3 m、いわゆるベタなぎでした。漂流系もこのところ西に逃げるように流れていましたが、この24時間くらいは風が無いためか、GPSの位置情報(日本から送られてきます)によるとあまり流れずおとなしく拾われるのを待っていたようです。

 5時前に始まった回収作業は6時には終了しました(写真)。冷たい海で波にもまれながら漂流したこの系は、一か月半の間どのような海を見つめていたのでしょうか。担当者のひとり石巻専修大の真壁さんは、奇妙な軌跡を描いて流れた漂流系のデータ解析を今から楽しみにしています。これまでいくつかのトラブルはありましたが、乗組員、士官、研究者らの的確な対応で何とかクリアされています。

 昼前から雪となりました。初雪です。A糟先生「熱燗呑みたいっすねえ」、私「あああ、たまらんねえ、それは」。よだれ出そう。夜から観測なので、雪見酒の妄想しながら昼寝します。

 では、また明日。
2014年1月19日(日)

海鷹丸第41次航海(遠洋航海) 正午位置報告 1月19日(日)
正午位置: 60゜12.89´S 106゜21.71´E(南大洋)
天候: 雪、 風: SE 3.8 m/sec 、
波高: 2.5 m、 気温: 0.6℃、水温: 3.8℃
針路:083° 速力: 14.0kt
船内時間:UTC+08h00m

 本日早朝、係留系回収予定地点に到着、波間に漂っている表層係留系を無事発見し、回収しました。 昨年、「しらせ」が投入した係留系を無事な姿で回収することができ大変嬉しいとともに安堵しています。 昨年12月に「しらせ」が洋上に置いて行った大切な贈り物は今日、確かに海鷹丸が受け取りました。
現在、途中で離脱した経度110°Eラインに戻るために東へ向け航走しています。今日は南大洋に来てから一番の凪となりましたが、昼前から海鷹丸に初雪が降り始め気温が急激に下がりました。そして周囲には氷山が多数見え始めています。ついに今年も海鷹丸は氷の世界へ戻って来ました。
2014年1月19日(日)

「ペンギンさん そこのけそこのけ 海鷹丸が通る 2014夏」−誰のせいでもありゃしない みんなおいらが悪いのさ−
という歌がありました。

 今日は未明から、海鷹丸は南西に向かってひたすら走っています。明日の未明まで約24時間走ります。

 奇妙な図は表層系が流された軌跡です。そして右側の直線は我々が南下するべきコース東経110°の観測ラインでした。漂流系は、先端にGPSブイを取り付けた全長100mくらいのロープの途中に様々なセンサーを取り付けた観測機器で、12月4日「しらせ」で投入し、後から行く海鷹丸がそれを拾う計画です。昨日この紙面で書いたようにこの海域には東向の風と海流があり、漂流系はやや迷走したとしても東に流れ、我々がこの海域に来るころにはちょうど110°付近に来ていることが予想されていました。結果は「やや迷走」ではなく「大迷走」でした。こんなタイトルの映画・・・、無かったですね。投入した地点よりむしろ西に行っています(図の左上)。大規模な周極流よりも小規模な高気圧・低気圧に流されたのでしょう。「迷走」と書きましたがそれは我々にとってのことで、自然が描いた不思議な模様ですね。

 ひとは自然のことなど分かっているようで何も分かっていないのです。我々科学者もいつもなんでも知ったような顔をしていますが、実際にはこんなものです。本来の観測ラインからどういうタイミングで、そして何ノットで漂流系を回収に行くか、議論の跡が図に落書きされています。
2014年1月18日(土)

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