東京海洋大学 ミュージアム機構
マリンサイエンスミュージアム
Museum of Marine Science, Tokyo University of Marine Science and Technology
展示案内

 展示解説:貝類 Shells/Mollusks

貝殻は『軟体動物』が分泌する炭酸カルシウムからなる外骨格です。一般に軟体動物というと貝類のほかに、からだの柔らかいナマコやクラゲなども含まれると思われがちですが、基本的には、1)石灰質の殻を持ち、2)口内に『歯舌(しぜつ)』とよばれる、おろし金状の咀嚼器官を持つことがグループの特徴となっています。逆に、貝殻は失っていますがイカ・タコ類も2)の特徴から軟体動物に含まれています。貝類はその貝殻やからだの特徴から、大きく

無板類(ウミヒモ類)
多板類(ヒザラガイ類)
単板類(ネオピリナ類)
腹足類(巻貝類)
二枚貝類
頭足類(イカ・タコ類)

の6つのグループに分かれます。全世界からおよそ93,000種、日本周辺海域からも5,000種以上が記録されている大グループです。

水産資料館に展示されている貝類は日本周辺の浅海域から採集された、日本周辺の固有種を多く含む温帯を中心とした基本的な貝類標本と、水産的に重要な世界各地のアワビ類の標本、生きた化石として知られるオキナエビスガイ類の標本、また、故・海老名東京水産大学名誉教授が収集された世界の美麗種などが展示されています.

[ 土屋光太郎 ]

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