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2015/4/1
海洋環境学科について
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海洋環境学科 Department of Ocean Sciences


海洋科学部 海洋環境学科で行っている教育・研究は、
2017年4月海洋資源環境学部の一部として新しくスタートします。


 何を研究している?
海の化学物質の分布や機能について研究す ることで次のことを目指しています。
・海という大きなシステムの仕組みやはたらきの解明
・人間が海に持ち込んだ物質の追跡や生物への影響評価
・物質を仲立ちにする生物の相互作用の解明
・天然物質の有効利用や、環境保全・資源利用に役立つ物質の創出


学び方は?
海洋環境について学ぶためには、生命現象 や物理的過程(物理反応が進行する過程)の理解が必要です。一方、物質についての研究なので、基礎的な化学の学習も大事であり、バランスよく学ぶことが求 められています。


講座の魅力って?
海と地球環境のかかわりをグローバルな視 点で考えたり、身近な水環境についてローカルに取り組んだり、ミクロな視点から海の生命を調べるなど、化学的アプローチから海で起こるあらゆる現象に迫 り、地球環境の変動における海の役割を解明する事に重点を置いています。海洋環境を守ることは人類の未来の鍵を握っています。

 

構成員、研 究テーマ、キーワード

職名 氏名 研究テーマ キーワード
教授
  
浦野 直人 水産業におけるバイオレメディエーションシステムの構築
1 海洋酵母の分離解析,排水処理と有用物質生産への応用
2 難分解性化学物質を生分解する水圏微生物の分離解析
3 二酸化炭素を固定する新奇微細藻の分離解析
水産廃棄物 海洋酵母 水圏微生物 環境修復
遠藤 英明 1 エコ・モニタリング用バイオセンシングシステムの開発
 に関する研究
水圏環境の状態を把握するために,生物材料(細胞,酵素,免疫機能)を認識素子として用い,これにフロサートメトリー,電気化学的測定法,水晶振動子検出法などを測定デバイスとして組み合わせることにより,迅速な各種エコ・モニタリングシステムの開発を試みています.これまでに水圏環境における魚病細菌や硝化細菌の微生物検出をはじめ,残留抗生物質,アンモニア,亜硝酸,硝酸等の化学物質のバイオモニタリングを可能にしてきました.また,アオコや赤潮の有害生物汚染の発生を早期に予知できるモニタリングシステムの開発にも力を入れています.

2 エコ・レメディエーション用バイオリアクターの開発に関する研究
水圏環境汚染の防止・修復を目的に,上述のエコ・モニタリングシステムで得られた結果をフィードバックすることにより,水質の浄化が可能なバイオリアクターシステムの開発を試みています.これまでに硝化細菌,脱膣菌を利用した魚類飼育システムや水生植物を利用した硝酸除去システムの試作を行ってきました.現在は緑藻類を利用した水質浄化システムの開発に取り組んでいます.

3 HACCP対応型バイオセンシングシステムの開発に関する研究
安全・安心な食品を提供するために,フローサイトメトリーを利用した食品中の微生物モニタリングや食中毒菌の検出,光ファイバーシステムを利用したビタミン類,糖類,拡散関連化合物質の定量,水産養殖場における魚の健康診断システム,原子間力顕微鏡を利用した魚肉の鮮度測定などのバイオセンシングシステムの開発を研究しています.
バイオセンサー,バイオリアクター,微生物,酵素,モニタリング,環境,食 品
神田 穣太  海洋表層における栄養塩収支。生物代謝による利用と再生,大気・陸水からの供給,拡散・移流による輸送など各プロセスについて,高感度分析による鉛直微細構造の解析や安定同位体を用いたトレーサー実験などの手法を用いて定量的に研究している。 栄養塩,有光層,窒素循環,新生産,同位体標識実験
永井 宏史  海洋環境に影響をおよぼす化学物質の検出、同定、動態。これら化学物質の生態系に対する影響の評価。海産生物由来の高分子タンパク毒素の化学。 化学物質、有機化学、生態系、海洋環境、タンパク毒素
准教授
  
石田 真巳 1 極限環境細菌の環境適応の生化学的研究
環境適応の分子レベルの機構解明を目指して、海底熱水噴出口や極海・寒海などの極限水圏環境に生息する好熱菌や低温菌の酵素の構造と性質(耐熱性・低温 活性)の関係を調べています。

2 遺伝子高発現化法の開発研究
水圏環境微生物の、天然には微量しか存在しない有用タンパク質を高率生産さ せる高発現系を開発しようとしています。

3 海洋生物の生理活性タンパク質の生化学的研究(共同研究)
海洋生物がもっている毒等の生理活性タンパク質の構造と機能の関係を調べて います。
遺伝子発現,環境適応,極限環境細菌,タンパク質
榎 牧子 1 生分解性高分子材料の海洋資材への応用
生分解性脂肪族ポリエステル類や天然高分子材料の海洋中における生分解性の有無、分解機構、分解菌の単離と解析など、海洋資材が海洋環境へ与える負荷を低減するための基礎研究を行う.


2 酵素・メディエーターシステムによるゴム分解系の確立
ゴム製品処理のための酵素を用いた温和な反応系の確立に関する研究。天然ゴム、および合成ゴム(スチレン-ブタジエンゴムやブタジエンゴム)の低分子化とその機構の解明にとりくんでいる.
環境調和型高分子材料、環境負荷低減技術、海洋資材、生分解、ゴム、高分子 化学、有機化学
川合 美千代  1 海洋における水塊分布と物質循環
2 北極海の淡水分布とその経年変動
3 日本沿岸および極域における海洋酸性化
物質循環、水塊混合、定量化、化学トレーサー、同位体比、アルカリ度、栄養塩、海氷融解、河川水、保存性・非保存性、北極海、南極海、東京湾、酸性化
高橋 美穂 1 ゼオライト細孔中のフタロシアニン錯体の存在状態とその反応性
2 海水中の希土類元素の定量と同位体比の測定
3 希土類元素の溶媒抽出と水溶液中における分配について
4 シリカの溶解と移動に関する研究
アルミノシリケート, 状態分析, 希土類元素, シリカ, 物質の移動
任 恵峰 1 食素材の機能性に関する研究:
食素材中に含まれる各種機能性成分の測定法の改良,およびそれら化合物の機能特性ならびに体内動態に影響を及ぼす諸条件を解明する


2 水圏環境中の変異原性の消長,ならびに環境修復に関する研究:
  水圏環境に分布する変異原性化合物の挙動に及ぼす要因を検討 し,汚染水産物を通じた食物連鎖の生態系に対する影響を追究する.また微生物等を用いた環境 修復の実用化を試みる.
 
食素材,機能性,体内動態,水圏環境,水産物の食物連鎖,環境修復
助教  
岡井 公彦 主に水圏微生物(細菌・酵母)の代謝に関わる蛋白質の反応機構の 理解と
産業応用利用
1 海藻含有多糖分解酵素の結晶構造解析による反応機構の解明
2 環境汚染物質分解 酵素の結晶構造解析による反応機構の解明
3 海藻含有多糖分解酵素の表層提示によるエタノール生成
神尾 道也  1 海洋生物間のケミカルコミュニケーションの研究
2 
化学生態学
3 ケミカルシグナル分子の化学
フェロモン、匂いを用いたコミュニケーション、甲殻類、脱皮、尿、化学防御、アメフラシ、天然物化学、行動生物学、化学生態学、化学感覚、代謝物解析
橋濱 史典 海洋表層における栄養塩環境と植物プランクトン群集動態に関する研究
 亜熱帯海域、南極海、東京湾、相模湾などをフィールドに、表層における栄養塩類の分布や循環、また、それらと植物プランクトンの現存量や群集組成との関係について、船上での観測・実験を中心に研究を展開している

栄養塩,溶存有機物,高感度分析,植物プランクトン群集
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